平成9年に三浦海岸地域の活性化のため、「三浦海岸まちなみ事業協議会」を結成。
平成10年暮れ、三浦海岸駅前広場のイルミネーション事業に切り出した桜の大木を使用したところ、「春に花が咲くのがたのしみですね!」と多くの方々から反響がありました。そこで、「冬に花の咲く河津桜を植えたい」と河津町を視察。改めて河津桜の魅力に触れ、「桜の咲く里づくり」を目指します。
京急電鉄株式会社の協力もあり、駅前広場・ホームにも河津桜を植えるなど、平成11年度には約100本の苗木を植栽。取り組みを知った横浜にお住まいの小池様から桜の苗木約200本の寄贈があり小松ヶ池公園に植栽されるなど、市内・外、市民・事業者など多数の協力を頂き、京急線の三浦海岸駅から小松ヶ池公園までの線路沿い約1kmに、早咲きで知られる河津桜約1,000本をメンバーの手で植樹しました。毎年種をまく菜の花とともに、色とりどりの景色や春の香りをお楽しみいただけます。
「桜まつり」は、平成15(2003)年から開催。今では期間中に30万人前後の観光客が訪れる三浦のひと足早い春の風物詩となっています。