科学と芸術の丘は、創造性豊かな “クリエイティブ・シティまつど” を目指す松戸市と、クリエイティブな活動を実践するメンバーや世代を超えた多くの市民や有志の皆さんと共に、徳川昭武の核心の歴史が残る戸定が丘をメイン会場に開催する国際フェスティバルです。
今年の科学と芸術の丘は、オーストリア・リンツに拠点を置く世界的なメディアアートの文化機関「アルスエレクトロニカ」(https://ars.electronica.art/news/en/)の協力を得て、アルスエレクトロニカセレクションの作品展示を行うほか、今年のテーマ『City of Artists 〜つくるをひらく〜』にあわせて、来場者の方々も作り手となって参画できるようなプログラムをご用意しています。
今年のエキシビジョンでは、国指定重要文化財の戸定邸にて、アルスエレクトロニカセレクションとして、Prix Ars Electronica 2024 Interactive Art+部門でGOLDEN NICA賞を受賞した「Nosukaay」のほか、アセミック・ライティング(特定の意味を持たない文字を書くこと)とコンピュータサイエンスに影響を受けた「CURSIVE BINARY」、ライフラインに依存しないメディアアートの可能性を提示した「the blink stone」など、注目の作品と活動を紹介します。
戸定が丘歴史公園では「丘のマルシェ」を開催。クリエイティブな発想で活動するカフェやショップが出店するほか、参加型プログラム『Stage』も行います。さらに、『Stage』とのコラボレーション企画として、聴覚によらない音の鑑賞方法を提案する金箱淳一の作品「touch the sound picnic」も体験いただけます。
松戸市内では松戸の街を舞台に様々なイベントを開催。春雨橋親水広場では「言葉」をテーマにしたブックマーケットや、親子向けの映画上映「坂川ながるるシネマ」も実施。さらに、松戸市内のお店や来場者のみなさんがつくり手となって参加できる「つくるをひらく地図づくり」も行います。