弘前城雪燈籠まつりは、弘前公園を舞台に行われる冬の恒例イベントで、雪燈籠やミニかまくらのあかりが公園内を幻想的に彩ります。白い雪と柔らかな灯りがつくり出す光景は、冬の弘前を代表する美しい風物詩として親しまれています。
2026年は、公園内に約150基の雪燈籠、蓮池周辺の西の郭には約300基のミニかまくらが並ぶ予定です。積雪の状況によって制作内容が変更される場合がありますが、灯りがともる夕刻以降は、公園全体が温かな雰囲気に包まれます。
四の丸エリアには約20店の出店が並び、地元の味や温かい飲み物を楽しめます。同じエリアにある弘前公園物産館では、友好都市である群馬県太田市や、その姉妹都市である愛媛県今治市の物産販売も実施される予定です。
夜間には雪燈籠や雪像がライトアップされ、16時30分頃から公園内のあかりが一斉にともります。ミニかまくらにはロウソクが入り、冬の夜を彩る静かな光が広がります。
第50回を迎える2026年は、記念企画としてナイトコンテンツが拡充され、りんごねぷたストリート、大すべり台を使ったプロジェクションマッピングなどの演出が計画されています。市民参加型の企画も予定されており、雪だるまづくり、冬の遊び体験、屋外ステージイベントなど、来場者が一緒に楽しめるコンテンツも充実します。





